独自技術とこだわりが実現する
一拠点一貫製造体制のクオリティ
自社で特別な配合を施したこだわりの高純度アルミニウム合金。この素材は、軽くて扱い易く、耐食性に優れており、調理用具に最も適しています。鉄に比べ約5倍の優れた熱伝導性を持ち、少ない熱量で調理ができる省エネ素材であり、またリサイクル時には有害物質を排出しない、環境に配慮したエコ素材でもあります。
焼く・煮る・炊く・揚げるなど幅広い料理を可能にする、グラビティーキャスト製法《重力鋳造》。この製法から創り出された製品は、細かな気泡を含んだ多孔質組織を形成し、抜群の蓄熱性とソフトな火当たりよって、食材に熱をムラなく均一に伝えてくれます。
伝統あるグラビティーキャスト製法ならではの設計・製造によりデザイン性を重視した複雑な形状、機能性を追求した薄型軽量化、IH調理器対応を可能にした異素材との複合構造など、お客様のご要望・自由な発想・思いを可能な限り実現いたします。
重力金型鋳造で製造される鋳物品は、表面は結晶組織が微細化され、内部は多孔質組織が形成されます。温度・湿度・スピードのコントロールだけでなく、自らの手によって、経験を積み重ね高い技術力を得た職人たちの“一湯入魂”の強い思いにより、優れた鋳造品が作り上げられます。
精密な寸法要求を実現するために、コンピューター制御のNC切削機により、ひとつひとつ丁寧に削り出していきます。肉厚を変化させることが可能な鋳物品は、様々な形状に削り出していくことが可能になります。調理器具で最適とされる「底厚側薄形状」は、熱による底ダレ変形を防ぎ、無水調理の様なウォータシール効果を発揮するには、緻密な計算と技術を要求されます。
熟練の職人技と最新鋭の塗装システムにより、厳しい品質要求に対しても、正確かつ量産化の実現を可能にします。多種の塗料性能を引き出すためには、気温や湿度の変化によって、様々な塗り方や経験や技術が要求されます。優れた塗装製品を作るためには、PFAコーティングやPTFEコーティングをはじめ、セラミックコーティングや耐熱塗装など様々なご要望に応じた対応が可能です。
長年の経験から見出された研磨技術を誇る職人が、ひとつひとつ丁寧に磨き上げます。ろくろ研磨や手バフ研磨などの方法にて、様々な仕上げ、複雑な形状を磨き上げる技術があります。機械研磨仕上げでは生み出せない滑らかな光沢仕上げは、高い研磨技術をもつ職人の技術が必要です。
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